私の詩 のポエム

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田園 灯りが消えた薄化粧の町に 虫の音が凛々と聴こえてくる 寝返りを打つ度にそれは消えて いつしか枕を床に落とした 朝の気配に喉を枯らしながら 公園の蛇口を回して飲むと 次に誰が使うかも分からずに 明け渡せるのは平和な証拠 大きな建物や看板のない 抜けるような空を眺めていると 濁った瞳が澄んで見えるから あそこには透明な光がある 季節の中で変わっていくけれど 田んぼに映る逆さまの町は 稲が伸びると隠れてしまうよ 私の代わりにかかしを立てて 美しい景色を守って欲しい やがて訪れる銀世界の果て 雪化粧をする冬の真ん中も 君は壊れずに春を向いてゆく

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